学生のときから躰道しています

56歳、男。 躰道七段教士、コンピュータ歴と躰道歴 ほぼ同じである。
大学に入学し躰道という武道に触れ、35年以上もやっている。
大学の3年になったとき、同期がみな退部してしまい、3年-4年と一人だった。
まぁ昔にありがちの、体育会的先輩から熱い思いを独りで受け止めていた。後輩を守らねば(?)、躰道部を繋げねばっ!!という変な使命で辞めるに辞めれない大学4年間を過ごした。
決して強い選手ではなかった。学生時代は、地方大会でしか勝てなかった。その後も、社会人になり後輩たちが頑張る姿が楽しく何だかんだと学校に通っていた。
春の合同合宿で若いOBと同じ部屋になったとき、学生たちに他大の若い監督より年上なのに個室を用意できず申し訳ないと言われた・・・・しきたりだからしょうがないのだが、後輩たちは悔しかったらしい。
そして、最高師範から、君は何で帯を取らないのかね?と質問され 意識が変わった
その後、後輩たちに押され、練士を目指した。 そして、後輩たちから帯をもらった!!
・・・教士と書いてあった・・・・もっと頑張れってか?
頑張って、教士を取り、壮年法形で全国大会に出場し2年連続銀メダル。
今一歩及ばず・・・
ここ10数年は横浜道場も出来た。子供や社会人の指導が楽しくなってきた。
仕事は、コンピュータの技術者・・・まぁ、オタクです。
そんなこんなで、指導の一環で、法形を電子媒体に残したいと思っていた。
写真やビデオ、色々な取り組みはしたがやはり・・・難しい!
思った角度で撮れなかったり、個人の色が出てしまう。


そんな中、最高師範がご存命のころ夏合宿で、パソコンでゲームのキャラを動かし、アニメとして見せたのが初めてだった。何だかんだで20年以上も前の話である。
当時は技術的にも、PCの能力的にも、ソフトの価格的にもかなり無理があった。「将来、こんなものができたらいい!」と、励まされたのを覚えている。
一時期、PoserやShadeにも手を出したが、いかんせんソフトが高い!!
最終的に高度な動画を作るのが目的というより、モデルを配布し、みんなで動きを直したりできることが望ましい。そうなると、PoserやShadeはハイスペックすぎて目的に合わなかった。
そんな中、3年前にMikuMikuDance(以下、MMD)というソフトに出会った。なんとフリーソフトである。
MMDは、樋口優氏作成が無償で公開している3DPV作成用ツール(3DCG動画作成ツール)である。 本来は、Vocaloidと呼ばれる、「初音ミク」や「鏡音リン・レン」などのキャラクターデータにダンスを躍らせPromotion Videoを作成するためのソフトである。
実に、よく出来たソフトで、キャラクタを3DCGで動画作成することができるのだ。まぁ、多少のコンピュータの知識と、・・・・か~なりの根気はいるが・・・
ベースとなるキャラは付属してくるが、さすがに道着を着ていないのは・・・ということで、Metasequoiaなるソフトでキャラを自作し躰道の教範を作ろうと考えたのだ。


何はともあれ、最初に始めたのが2010年5月1日・・・さて、PCも最新型にVerUPしたし頑張りますか!

斜状蹴り.JPG

記:2013.5.06